【独学で合格】ゼロから50日で簿記2級を最短合格するための完全ロードマップ インプット編

簿記2級に独学で挑戦し、最短で合格したい!そんな方に向けて、今回は私が50日間でゼロから簿記2級に合格した勉強法を詳しく解説します。実際に私が行った勉強の手順や使った教材、ポイントをすべてまとめているので、独学で合格を目指す方にとって最短ルートの参考書になるはずです。

まずは、簿記3級から基礎を固め、その後工業簿記、商業簿記の順に進めていくことで効率的に合格点を狙う方法をご紹介します。記事を読み進めて、最短合格のためのステップを確認してみましょう!

ロードマップの全体はこちら

簿記3級の基礎を固める

まずは簿記3級の知識をつけることから始めましょう。
3級の知識があれば、2級の学習がスムーズに進みます。YouTubeで公開されている**「ふくしままさゆき」さんの「ゼロからの簿記3級講座」**がオススメです。市販のテキストは節約と時短のために、購入しなくて問題ありません。

簿記3級の動画リスト
  • 動画の内容:25本の動画で、1周の合計時間は約16時間ほど。
  • 勉強の流れ
    • 1周目:まずは理解よりも全体像をつかむ意識でどんどん視聴を進めましょう。内容をざっくり掴むことが第一目標です。
    • 2周目:理解を重視し、動画内の問題も解きながら視聴します。ここでしっかりと基礎を固めましょう。
    • 3周目:早送りで1周みましょう。難しく感じる箇所は等倍速にして、じっくり復習しましょう。

この時点で、簿記2級の本格的な勉強に移る準備が整います。


工業簿記の対策:効率よく40点を取る

商業簿記の前に工業簿記の勉強を先に行います。工業簿記は得点しやすい分野であり、ここで40点を確保することが簿記2級合格の鍵です。商業簿記に比べて難問が少なく、安定して高得点が狙えます。工業簿記の学習は「ふくしままさゆき」さんの動画を活用するのが効果的です。

工業簿記2級の再生リスト
  • 動画の内容:全35回の動画で、1周の合計時間は約29時間ほど。
  • 勉強の流れ
    • 1周目:「ナンバリングされている基礎17本の動画」を優先して視聴し、全体像を理解します。まずは基本をしっかり押さえましょう。
    • 2周目:全35回を通しで学習しましょう。
    • 3周目以降:いったん予想問題集を3回分だけ解いてみます。このときは解けなくても問題ありません。出題形式を知るためです。3周目以降の動画視聴では、この経験から生まれた課題意識を持って視聴しましょう。

動画視聴のコツ:2周目以降では、工業簿記の材料、労務費、製造間接費などの基本的な部分を1.5倍速で視聴しましょう。試験で重要な直接原価・全部原価などはじっくり理解しましょう。

  • テキストを使った学習:動画視聴後にテキスト(TAC出版の合格テキスト)を使って問題を解きながら読み進めます。動画で得た知識をアウトプットすることで、より理解が深まります。

商業簿記の対策:大問2,3は後回し

工業簿記の勉強がある程度進んだら、次に商業簿記に移ります。商業簿記は工業簿記に比べて難易度が高く、仕訳の知識を深める必要があります。
合格だけを目指している場合、難易度が試験の中で高い大問2,3は後回しにしましょう。
大問1を完答できるようにするためのインプットが第一優先です。仕訳だけはパーフェクトにできる状態までもっていきましょう。

商業簿記2級の再生リスト
  • 動画の視聴:ふくしままさゆきさんの【簿記2級 商業簿記(連結会計以外)】の動画シリーズを活用し、2周視聴します。
  • 連結会計の対策:連結会計の動画は有料になるため、テキスト(TAC出版の合格テキスト)を使って学習しました。
  • 勉強の流れ
    • 動画を2周視聴し、商業簿記の全体像と仕訳の理解を深めます。
    • テキストを1周して問題演習を行い、アウトプットの力を養います。
    • 連結会計や損益計算書などの分野はこの時点で解ける必要はなく、なんとなく仕訳が理解できるところまで覚えましょう

まとめ

簿記2級の独学での合格は、しっかりとした学習計画と効率的な勉強法で可能です。50日間という限られた時間の中で、私は3級の基礎から始め、工業簿記で得点を稼ぎ、商業簿記の仕訳問題で合格を確実にすることができました。

これまで紹介した勉強の手順やコツをしっかり実践することで、あなたも簿記2級合格にぐっと近づくはずです。大切なのは、完璧を求めすぎずにポイントを絞って効率的に学ぶこと。失敗を恐れずに何度でもチャレンジする気持ちを持って、簿記2級合格を目指しましょう!

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